ご覧頂きありがとうございます!保存刀装具!東都住弘寿(花押)の鍔でございます!
赤銅石目地高彫による、七福神の内の寿老人と恵比寿を題材に採った作。正確で精巧な高彫表現は水戸金工の特徴の一つで、その背景には奈良派に学んだ技術がある。人物の表情が素晴しい。寿老人は人の寿命を管理しているといい、それが記された巻物を広げている。恵比寿は自らの長寿を知り得たものか、両者は笑みを浮かべている。とにかくその表情がいい。高彫の程度はわずか4ミリに満たないにもかかわらず立体的で、奥行き感が生じており、動きもある。細部の描写も優れている。73ミリ。
銘:東都住弘寿(花押)
堅丸形 四分一磨地 肉合高彫 象嵌色絵 角耳小肉 片櫃孔
付属品:箱 鑑定書
縦:7.2㎝程
横:6.6㎝程
厚さ:0.6㎝程
重さ:160g程
※落札後、銃砲刀剣類所持等取締法にもとづき都道府県の教育委員会に所有者変更の届け出が必要です。
※刀掛けは、撮影用のため付属品では、ございません。。