保存刀剣 菊紋 山城守藤原国清
菊紋 山城守藤原国清(初代)の刀です。国清銘は数代の継承が見られますが、中でも初代が上手で高位です。寛永4年に山城大掾、翌寛永5年山城守を受領します。二代の国清は菊紋の下に一の字を刻すもので初代の作品にこれはありませんから容易に区別がつきます。活躍時期は初代が寛永頃、二代が寛文となります。初代は吉右衛門と称し、三代目助宗の子で堀川国広の門人となって鍛刀を学びました。本国は信州松代と云われ主君の松平忠昌が越後高田より越前福井に移る際に同地に移住しました。
銘:表【折返銘・原国】 裏【菊紋・藤】
付属品:登録書 保存刀剣鑑定書
種別:刀
登録番号:119077
平成20年12月18日
サイズ:長さ 二尺二寸五分半 (68.3cm)
反り: 0.8cm
目くぎ穴 3個
元幅:3.0cm 程
元重:0.65cm 程
先幅:2.0cm 程
先重:0.5cm 程
鞘全長:95cm程
刀身重量:646.8g 程(ハバキ・柄を除く)
ハバキ重量:28.3g程
鍔重量:-g程